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「ちゆちーって言ったらねぇ…、
高嶺の花みたいな感じあるじゃない？」
スタジオの観覧席から、同意する声が聞こえた。
えぇ…
あいつそんなにもてはやされてるの？
学生時代は俺の方がモテてたのに？？？
「Aくんもご飯食べるんだね。」
「日村さん、そりゃ ちゆちーも人間だから。」
ボケる日村さんにつっこむ設楽さん。
やっぱりバナナマンさんは面白い。
「でも確かに、ちゆちー華奢だしご飯食べてるイメージがわかないわぁ…。」
設楽さんも頷いた。
「A…。
あ、普段はAって呼んでるんですけど、
Aは普通に飯食いますよ。
『なんか奢れよ深澤』って言われると、
なんかきゅんってきちゃって連れてっちゃいますよね。」
本当はご飯に食べたいけれど、素直に言えないアイツの性格を知っているからこそ。
だなんて。
これには日村さんも微笑む。
「その言葉を話してるAくんは想像つくねぇ。」
「というか深澤くん、財布にされてることに気がついて。」
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作者名：きづ | 作成日時：2024年4月12日 15時
